桐箪笥(きりたんす)再生・洗い・削り直し
100年先へ繋ぐ、大川の伝統技法と柔軟な再生プラン。
「黒ずんでしまった」「引出しが動かない」「金具が錆びてしまった」…祖父母、あるいは曾祖父母の代から受け継がれてきた大切な桐箪笥を、そんな理由で諦めていませんか?
桐箪笥は、日本の風土に最も適した究極の収納家具であり、ご家族の歴史そのものです。
日本一の家具産地・大川の職人による本格的な「洗い」と「削り直し」を行うことで、驚くほど美しく、そして桐本来の優れた調湿・防虫機能を100%復活させることができます。
イー家具屋では、表面的な修復にとどまらず、当時の職人の意図を汲み取りながら構造を見直します。
木地を傷めない手作業での洗い、コンマ数ミリの精度が求められる削り直し、そして金具の交換や磨き直しまで、次の100年もご家族の大切な着物や衣類を守り続けるよう、真心込めて再生いたします。
また、伝統的なヤシャ仕上げ(夜叉五倍子仕上げ)だけでなく、費用を抑えつつ美しく再生したいというご要望にお応えし、傷んだ部分をしっかり補修した上でウレタン塗装で仕上げる方法もご提案しております。
【桐箪笥再生の主な工程と選択肢】
- 伝統の「洗い」:長年の汚れやアクを、専用の薬液と職人の手作業で丁寧に洗い流します。
- 精密な「削り直し」:鉋(かんな)を用いて表面を極薄く削り、新品の桐の美しい木肌を呼び覚まします。
- 調湿機能の復活:隙間や割れを同素材の桐で補修し、気密性を高めることで桐箪笥の命である「調湿・防虫効果」を蘇らせます。
- 金具の修復・交換:錆びた金具は磨き直しや塗装修理を行い、痛みが激しい場合は新品への交換をご提案し、品格を取り戻します。
- 柔軟な仕上げプラン:本格的なヤシャ仕上げのほか、費用を抑えた再生修理としてウレタン塗装仕上げもお選びいただけます。
Case: 実家(九州)から新居(東京)へ - 100年の時を超える総桐箪笥の更生
Case: 100年以上前の総桐箪笥 - 曽祖母の思い出を蘇らせる
「違う箪笥を持ってきたのでは?」と驚きの声
旧宅にあった、曽祖母の桐箪笥を再生できるだろうかとのご相談です
長年の歴史が刻んだ黒ずみや無数の傷、そして木の痩せによる隙間が見られる状態でした。しかし、当店の職人による「洗い」と「削り直し」、そして伝統の夜叉仕上げと新しい金具の取り付けにより、桐本来の美しい木目が際立つ姿へと見事に生まれ変わりました。
Case: お部屋の片付けを機に再生 - 80年前の桐和箪笥の更生
片付けで見つかった「家族の宝物」を次世代へ
お部屋の片付けを機に、和箪笥の再生をご依頼いただきました
「お部屋を片付けていたら出てきた、長年大切にされてきた和箪笥。これを機に綺麗にして、また使いたい」という温かい想いから始まったプロジェクトです。約80年という歳月を経て、表面にはアクや汚れが見られましたが、大川職人の手による「洗い」と「削り直し」で、驚くほど清らかな木肌が蘇りました。
伝統の「ヤシャ仕上げ」で放つ、落ち着いた品格
仕上げには、桐の美しさを最大限に引き出す伝統的な「ヤシャ仕上げ」を施しました。新品のような輝きを持ちつつ、どこか懐かしく、お部屋の空気を凛と引き締めるような仕上がりです。金具も丁寧に調整し、引き出しの出し入れもスムーズに。これからもご家族の歴史を刻み続けます。
Case: 圧倒的な品質への信頼 - 和箪笥に続く整理箪笥の更生
「他店とは比較にならない」とのお言葉を糧に
一度お届けした和箪笥の仕上がりが、新たなご縁を繋ぎました
先に桐和箪笥の更生をご依頼いただいたお客様より、「以前他店で更生した物と比較しても、イー家具屋さんの仕事は驚くほど素晴らしい」と、身に余る光栄なお言葉をいただきました。
その仕上がりを大変お気に召していただき、「ぜひこの整理箪笥もお願いしたい」と、追加で更生を承ることとなりました。
整理箪笥も新品のような輝きと機能性を取り戻しました
和箪笥と同様、長年のアクや傷を丁寧な「洗い」と「削り直し」で取り除き、桐本来の美しさを引き出しました。お届け設置が完了した際には、お部屋の雰囲気とも見事に調和。お客様の期待を超える品質を追求し続けることの大切さを、改めて実感した事例となりました。
Case: 亡き祖母の家から救出 - 古さを残す「ウレタン塗装」での再生
深刻な虫食いも職人技で修復。思い出を実用的な家具へ
「気になっていた祖母の箪笥を自分で使いたい」
誰も住んでいない亡きお祖母様のお家にあり、以前からずっと気になっておられたという桐箪笥。親族に貰い手がなくお家の処分が決まった中、古い物や伝統的な物に興味があるご依頼者様が「自分で引き継いで使おう」とご相談にお見えになりました。
当店からは、高級家具店に並ぶような「新品同様の仕上げ(ヤシャ仕上げ)」と、使用に問題ないよう修理して「塗装で仕上げる」方法の2つをご提案しました。
見えない虫食いも「新しい桐材」を埋めて補修
今回は「古さを残したい」とのご希望で、ウレタン塗装仕上げをお選びいただきました。いざ修理を始めると、表面からは分からなかった深刻な虫食いが発覚。中がスカスカでボロボロと崩れる箇所がいくつもありました。
しかし、職人の手で悪い部分を丁寧に削り落とし、新しい桐材をしっかりと埋め込んで補修。100年前の趣はそのままに、現代の暮らしで気兼ねなく使える丈夫な家具へと蘇らせました。
Case: 思いがけない火災被害 - 消火水で傷んだ桐箪笥の実用再生
予期せぬトラブルから、大切な家具を守り抜く
「このままでは朽ちてしまう…」切実なご相談
共同住宅での他のお宅の火災。その消火水によって、大切にされていた大正時代の桐箪笥が濡れてしまいました。木が大きく傷み、割れや痩せ、金具の欠損も見られ、「このままでは朽ちてしまうので、なんとか普通に使えるようにしてほしい」という切実なご相談でした。
気兼ねなく使える「ウレタン塗装仕上げ」という選択
日常的に気兼ねなくご使用になりたいというご要望に合わせ、水や汚れに強い「ウレタン塗装仕上げ」をご提案し、ご了承いただきました。傷んだ木部を新しい桐材で丁寧に補修し、古い金具も錆を落として黒く塗り直し。木の呼吸を妨げず、大正時代の風合いを残しながらも、実用に耐える美しい姿へと見事に蘇りました。お届け時の「こんなに綺麗になるなんて」という笑顔が、職人にとっての最大の喜びです。
100年の歴史を、次の100年へ。
黒ずみ、虫食い、あるいは思いがけない水濡れ。
どんな状態になってしまった桐箪笥にも、そこにはご家族の「捨てられない想い」が詰まっています。
イー家具屋は、日本一の家具産地・大川の誇りを胸に、伝統の「ヤシャ仕上げ」から実用的な「ウレタン塗装」まで、
お客様のこれからの暮らしに寄り添う、最適な再生プランをご提案いたします。
「もうダメかもしれない」と諦める前に、どうか一度、私たちに見せてください。
代々受け継がれてきた桐箪笥を再生して使い続けることは、
日本の伝統文化を守るだけでなく、新たな森林資源の伐採を防ぐことにも繋がります。
SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」
イー家具屋は、想い出の再生を通じて持続可能な社会に貢献します。
故郷の思い出を、今の暮らしへお引っ越し
ご実家の家具を直して、遠方のご自宅へ
「九州の実家にある古い桐箪笥。都内の自宅をリフォームするので、それに合わせて綺麗に直し、新居で使いたい」というご依頼です。
おばあ様がお嫁入り道具として持参されたという、100年以上前に作られた立派な総桐箪笥でした。
イー家具屋では、このように**「ご実家(九州など)から引き取り、大川の工場で更生修理を行い、現在のお住まい(関東など遠方)へお届けする」**というご依頼を、これまでにも数多く承っております。
「違う箪笥を持ってきたのでは?」と驚かれる仕上がり
100年の間に染み付いた汚れを丁寧に洗い落とし、表面を鉋(かんな)でコンマ数ミリ削り直すことで、新品のような明るい木肌を呼び覚ましました。
傷んでいた桐材の部分は同素材でしっかりと補修し、気密性(調湿機能)を回復。古く錆びていた金具は、お部屋の雰囲気に合う新しい金具へと交換し、見違えるようにリフレッシュしています。
次の100年も、ご家族の歴史と共に東京の新居で輝き続けます。