家具修理・リペア
「他店で断られた」「どこに頼めばいいか分からない」
その家具、産地・大川の職人が再生します。
イー家具屋は、日本一の家具産地・大川の「家具修理専門業者」です。
普通の修理屋さんでは手に負えない、熟練の職人の経験でしか直せない家具、またその職人たちの連携でしか再生できない家具など、難易度の高い修理依頼が全国から寄せられています。
「部品がないから無理」と言われた家具も、産地のネットワークで部品を探し出し、あるいは職人が部品そのものを作り出すことで、蘇らせてきました。
町の修理屋さんとは一線を画す、家具産地ならではの技術と執念で、あなたの「困った」を解決します。
主な対応メニュー
- 丁番(蝶番)交換:スライド丁番、アングル丁番が破損したので交換。
- ガラス・鏡の修理:食器棚やドレッサーの割れたガラス、鏡の製作・交換。
- 引き出しの修理:底板が抜けた、レールが壊れた、湿気で開かない引き出しの調整。
- 脚の修理:折れてしまった家具の脚の接着、補強、または新規製作。
- 水害・水濡れの修理:大雨の浸水や上の階からの水漏れなどで傷んだ箇所の修復・漂白・除菌。
- 取っ手・つまみの交換:壊れたり無くなったりした取っ手の交換。
「メーカーにも断られたが、どうしても直したい」
業者の手違いで、大切な高級箪笥が大破してしまった——。
それは、亡くなられた妹様の遺品整理中の出来事でした。
箪笥を一目見て、私はメーカー名と品名を即答しました。バブル期に数多く販売してきた、あの「モリタインテリア」の最上級モデル。思い入れのある家具だからこそ、なんとしても再生したい。そう決意して修理をお引き受けしました。
工場で破損箇所を確認すると、伺っていた以上に深刻な状態でした。通常の修理では対応できず、最終的には以下のような大掛かりな再生作業となりました。
- 側面の化粧板を“熱と手作業”で剥がして張り替える
- 経年劣化した接着剤と、木の食い込みを丁寧に除去
- 近似色の化粧板で側面を再構築
- 背面の外壁・内壁は「押し引き」で変形を矯正
- 扉の開閉調整と、和盆引出しの新規製作
お客様のご要望に沿って可能な限り原状に復元し、長年寄り添ってきた家具を、これからも大切に使っていただけるように仕上げました。
イー家具屋は、「直せない」を「直せる」に変えるため、これからも大川で確かな技術を磨き続けます。
「どうしても捨てたくない」
お祖父様の手作り家具に、もう一度命を。
近年、同じ地域で繰り返し発生する豪雨災害。今回のご依頼品である「ライティングビューロー」も、なんと3度もの浸水被害に見舞われていました。
お祖父様が手作りされたという大切な家具ですが、度重なる水害で全体にカビが発生し、木部の腐食も進んでいました。それでもご依頼者様の「カビを落として、また使えるようにしたい」という熱い想いに応えるべく、私たちはお引き受けしました。
水害に遭った家具の修理は、見た目だけでなく「衛生面」のケアが最優先です。
- カビは専用の薬剤と丁寧な研磨で可能な限り除去
- 背板や引き出し内部など、再生困難な部分は新しく製作して交換
- 使える木部は最大限活かし、“祖父の手仕事の風合い”を残す
- 下地処理から塗装まで慎重に行い、全体のトーンを統一
懐かしくも美しい仕上がりへと生まれ変わりました。「ただ直す」だけではなく、「想いを継ぐ」家具修理。それが私たちイー家具屋のこだわりです。
「どうにか元通りにできないか」
その一心でご相談いただきました。
奥様が長年大切にされてきた「婚礼箪笥」。ある日、ご主人のちょっとした不注意で、引き出しの前板にぽっかりと穴が開いてしまいました。
あまりのショックに、奥様は涙を流されたそうです。家具の破損は、持ち主の心まで傷つけてしまうことがあります。私たちは、単に穴を埋めるだけでなく、ご家族の平穏な日常を取り戻すためのお手伝いを引き受けました。
問題の箪笥は、中央部分が欅の突板(薄い板)仕上げで、内部が空洞になっている構造でした。非常に繊細な作業が求められます。
- 裏側から穴部分を慎重に押し戻し、表面を平らに補正
- 既存の木目と似た「欅の突板」を厳選して移植・貼り直し
- 他の引き出しをお預かりし、経年変化した色味を忠実に再現
- 最後に金具を取り付け、違和感のない自然な仕上がりに
完成した引き出しは、どこを直したのか分からないほどの仕上がりに。それをご覧になった奥様は、「また涙が出ました」と、今度は嬉し涙を流されて感動してくださいました。
使い捨てではなく、想いをつなぐ家具修理。イー家具屋は、これからも大切な思い出を未来へと受け継ぐお手伝いをしてまいります。
「え、これ本当に同じ家具?」
目を疑うほどの変貌を遂げました。
ネットショップで購入された唐木の整理箪笥。しかし、届いた家具は側面の板が外れ、引き出しは歪んで開閉すら困難な状態でした。
診断の結果、販売業者が行った手直しがあまりにもいい加減で、強度が全く足りていませんでした。他の業者なら「修理済み」とするかもしれませんが、イー家具屋から言わせれば、それは「素人のDIY」レベル。家具が自身の重みで捻じれてしまっていたのです。
単なる調整では直りません。根本的な構造から作り直す、大手術となりました。
- 歪んだ引き出しを削り、木を貼り足して「完全な四角形」へ復元
- 安っぽい補強材を取り除き、内部構造を強固に再構築
- 外れていた側板や背板もしっかりと組み直し
- ミリ単位の調整で、スムーズな開閉を実現
完成した箪笥は、鉄刀木(タガヤサン)の書棚の隣に置かれても堂々とした佇まい。職人の技術によって、貴重な木材が持つ本来の美しさが蘇りました。
安易に捨てず、職人の手で再生させる。これこそがサステナブルな未来への第一歩です。
「レールが製造中止で修理出来ません。
キッチンごと交換してください」
購入先の業者にそう告げられたお客様からのご相談でした。
聞いて驚きました。たかがレールの故障で、何百万円もするシステムキッチンを丸ごと買い替えろと言うのです。家具メーカーであれば代替部品を用意するか、何らかの対策を講じるものですが、住宅設備の業界では「部品がなければ終わり」という対応がまかり通っていることに、同じモノづくりに携わる者として呆れ、そして憤りを感じました。
特殊なレールで代替品が存在しなかったため、私たちは逆転の発想で修理を行いました。
- 現存する「高耐久の汎用レール」を選定
- そのレールが取り付けられるように、引き出しの内部構造(木部)を作り変える
- システムキッチン本体側にも加工を施し、スムーズな動作を実現
結果、システムキッチンを買い替える費用の数十分の一という、わずかな金額で完全な修理が実現しました。
「レールが壊れてキッチン交換…?」とお困りの方、メーカーに断られても諦めずにご相談ください。高価なキッチンを長く大切に使えるよう、職人の知恵でお手伝いします。
車に積むのも一苦労。
工場に着く頃には、原型が無くなっていました。
長年愛用されてきた唐木(からき)の飾り棚。接着剤の寿命により接合部が緩み、少し動かすだけでパーツが外れてしまう危険な状態でした。
慎重に運搬しましたが、工場で作業台に乗せる時には完全にバラバラに。しかし、これは「終わり」ではありません。ここからが職人の腕の見せ所です。
中途半端に直すのではなく、全てのパーツを一度完全に解体し、ゼロから組み直す道を選びました。
- 古い接着剤を全て除去し、木材の割れや縮みを調整
- 硬い唐木特有のクセを見極めながら、一つ一つ丁寧に再接着
- 歪みが出ないよう、強力なクランプ(締め具)で圧着固定
- 仕上げに簡易塗装を施し、艶と深みを取り戻す
時間をかけた修復作業の末、見事に復元された飾り棚。お客様からは「甦った!」と驚きと喜びの声をいただきました。
思い出の詰まった家具も、確かな技術があれば、もう一度美しく時を刻み始めます。
「普通のガラスかと思えば、そうじゃありませんでした」
全く同じとは行きませんでしたが、プロでも見分けがつかないレベルで仕上げました。
割れてしまったサイドボードのガラス交換のご相談。一見、フィルムを貼っただけのシンプルなガラスに見えましたが、実際は木枠のデザインに合わせて特殊な印刷が施されたガラスでした。
同じものを特注で作ると非常に高額になってしまうため、私たちは「少し色味の濃いガラス」を使用し、黒色の強力両面テープで固定することで、元のデザインに馴染ませる代替案をご提案しました。
最大の難関は、ガラスの「取り外し」でした。強力すぎる両面テープで固定されており、通常の何倍もの時間と根気を要する作業となりました。
- 木枠を傷つけないよう、慎重にガラス片を除去
- 頑固に固着した両面テープを、根気強く削ぎ落とす(1枚あたり丸1日の作業)
- 代替ガラスの色味と透過率を計算し、黒いテープで影を演出
- 元のガラスと並べても違和感のない、自然な仕上がりを実現
苦労の甲斐あって、元のガラスと並べて比べなければ分からないレベルで見事に調和しました。
「同じ部品がない」で諦めるのではなく、知恵と技術で「違和感のない再生」を目指す。それがプロの仕事です。
「他の業者さんたちが断ったのも納得しました」
部品も紛失し、元の形状すら分からない状態からのスタート。
引越しの輸送事故でバラバラになってしまった螺鈿(らでん)細工の小物入れ。正直に申し上げると、私たちは家具修理のプロですが、螺鈿細工の専門家ではありません。
しかし、お客様の「どうしても直したい」というお気持ちを受け、「本体部分のできる限りの修理であれば」という条件でお引き受けしました。
いざ拝見すると、ただ壊れているだけでなく、部品も一部紛失しており、まるで難解なパズルのような状態でした。
唐木特有の「反り」や「痩せ」が生じており、単に接着するだけでは元に戻りません。
- バラバラの部品を全て並べ、職人同士で「これはここ?」「あそこ?」と話し合いながら配置を特定
- 木の変形を考慮し、慎重に一つ一つパズルをはめるように仮組み
- 隙間ができないよう微調整しながら強力に接合
- 組み上げ後、全体を塗装して美しく仕上げる
根気のいる作業の末、美しい姿を取り戻しました。
専門外の分野であっても、木工技術の応用と「なんとかしたい」という熱意があれば、道は開けます。他店で断られた難題も、一度私たちに見せてください。
「今の家具よりずっと良い造り」
バブル期の名品を、現地で蘇らせました。
日本の景気が一番良かった頃にご購入されたという食器棚。
この時代の家具は、材質・構造ともに「最高」を目指して作られており、その後のデフレ時代に量販店で売られている家具とは比較にならないほど堅牢な造りをしています。
今回は側面を割って穴が開いてしまったとのご相談。家具自体があまりにしっかりしており、移動も大変なため、今回は特例としてお客様宅での「出張修理」を行いました。
工場に持ち帰らず、現場で仕上げるには高いリペア技術が必要です。
- 穴の開いた部分を埋め、平滑に成形
- 既存の木目や色味に合わせて、違和感のない素材で化粧直し
- 「ここが割れていた」と言われない限り気づかないレベルに仕上げる
修理後の姿は、数年前に安く買った新品家具よりも、はるかに新しく、そして立派に見えます。
「良いものは長く使える」。それを証明するような修理となりました。
「ホームセンターで買ってくれば直る」
そう思っていませんか? それが一番の落とし穴です。
蝶番は消耗品ですが、その種類は星の数ほどあります。カップの大きさ、扉の重なり具合、開く軌道、バネの強さ…。製造から十数年経った家具に、全く同じ部品が残っていることは稀です。
「適当に買ってきたら付かなかった」「全部外して捨ててしまった」となると、私たちプロでも元の規格が分からず、修理不能になってしまうことさえあります。
今回のクローゼットも、一見普通に見えて「半かぶせ扉なのに座板が厚い」という特殊仕様でした。完全一致する部品は存在しません。
- 膨大なデータから「取り付け可能」な代替品を選定
- 扉自体の「反り」が激しく、そのままではビスが届かない状態
- 職人が全身を使って扉を抑え込み、4本のビスで強力に固定
- マグネットの位置をミリ単位で調整し、自然な閉まり具合を実現
汗をかいての力業での取付けとなりましたが、仕上がってみれば、その苦労は分からないレベルの「普通の状態」です。
この「普通に使える」を取り戻すのが、プロの仕事です。ご自身で触る前に、まずは写真をお送りください。メールやLINEでのアドバイスは無料です。
家具修理は、
「思い出」を未来へつなぐ仕事。
ここまでご覧いただいた通り、家具の壊れ方は千差万別です。
水害、引越事故、経年劣化、そしてメーカーの製造中止。
どんな理由であれ、お客様が「直したい」と思ったその家具には、代わりのきかない価値があります。
日本一の家具産地・大川の職人ネットワークと技術があれば、
他店で断られた家具も、もう一度蘇らせることができるかもしれません。
諦めて捨てる前に、まずは私たちにご相談ください。
修理のご依頼・流れ
壊れた箇所(金具のアップ、全体の様子など)をスマホで撮影してください。
ページ下部のLINEボタンから写真を送ってください。「食器棚の扉です」「サイズは幅〇〇cmです」と一言添えていただくとスムーズです。
職人が写真を確認し、修理の可否と概算費用をお知らせします。(通常24時間以内)
お見積りにご納得いただけたら、家具をお預かりします。家具配送専門の信頼できる運送会社の手配も当店で代行可能です。
大川の工房で丁寧に修理を行い、完了後、お届けします。
よくある質問 (FAQ)
諦める前に、写真を送ってください。
「こんなの直せるのかな?」「買ったほうが安いかな?」
そんな疑問も、プロが写真を見ればすぐにお答えできます。
LINEで写真を送るだけの簡単見積もりをぜひご利用ください。
家具を直すことは、森を守ること。
新しい家具を作るには木を切らなければなりませんが、今ある家具を直せば木は切らずに済みます。
家具修理は、最も身近で効果的な環境保護活動(SDGs)です。